乳酸菌の入った青汁とその効果

「乳酸菌の入った青汁」というのは、現在の青汁市場の一画を担うものです。今回はこれについて見ていきましょう。

乳酸菌とはどんなもの?

「乳酸菌」という言葉は、だれもが一度は耳にしたことのあるものでしょう。

ただ、「乳酸菌とビフィズス菌って違うもの?」「腸内の状態を良くする以外にどんな効果があるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。まずは、「乳酸菌とはどんなものか」について見ていきます。 乳酸菌は、人間の腸内にある菌のうちの1つであり、善玉菌に分類されるものです。

ただ、人間の体のなかには、善玉菌と悪玉菌がいます。常に善玉菌が優勢なわけではなく、悪玉菌の方が優勢になってしまうこともあります

そうなると人間の体はこの悪玉菌にやられ、便秘や下痢といったさまざまな排便トラブルを起こしてしまうのです。

私たちの体を健康に保つために欠かせない乳酸菌は、17世紀ごろに発見されたと言われています。

腸内環境を良くするための成分として広く知られていますが、実は、ここから派生して、免疫力の向上にも寄与することができます。悪玉菌は排便トラブルを引き起こすだけでなく、生活習慣病などのリスク要因となり得ます。

乳酸菌に代表される善玉菌を摂取することで、これらのリスクを下げることができるのです。また、乳酸菌のうちの一種は、免疫細胞の働きを活性化させる効果があります。

さらに、コレステロール値を下げることもできると言われており、人間にとって非常に有益なものなのです。

乳酸菌の種類について

先ほど、「乳酸菌のうちの一種は」という表現を使いました。 実は乳酸菌は、さらにいくつかの菌に分類されます。上で述べた免疫細胞の活性化に役立つ菌は「ラブレ菌」と言います。また、私たちがよく耳にしている「ビフィズス菌」もまた、乳酸菌の一種です。

「乳酸菌」というくくりのなかに、ビフィズス菌やほかの菌(有名なのは「ラブレ菌」「フェカリス菌」でしょう)が含まれている、ということです。

ちなみに、フェカリエ菌はラブレ菌と同じように免疫力の向上に役立ちます。また、花粉症に対して対抗できる菌としても知られています。

私たちがよく知る「ビフィズス菌」は、感染症にかかることを防いだり、脂質異常をコントロールしたり、発がん性物質を抑制する効果があったりします。

このように、乳酸菌はさまざまな角度から、人間の体に対して有用に働きかけるのです。

乳酸菌の経口摂取に意味はあるのか?

「乳酸菌が体によいものだということはわかったが、果たして経口摂取でも意味があるのか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、安心してください。乳酸菌は経口摂取でも確かな効果をもたらします。

乳酸菌を摂取する方法は、大きくわけて2通りです。

食事でとる方法がまず1つ。もう1つはサプリメントなどで摂取していく方法です。

食事でとる場合は、乳酸菌のたくさん入った食べ物をとることになります。チーズやヨーグルトなどがおなじみの食材ですね。

もう1つ、サプリメントでとる方法もよく知られています。「青汁」もまた、広い意味ではこちら側に分類されるでしょう。

ちなみに、乳酸菌の入ったサプリメントなどの広告で、「生きたまま腸に届く」という表現が用いられることがあります。

しかし実際のところ、乳酸菌は生きていようがそうでなかろうが、その効果にはかわりがないと言われています。

また、乳酸菌の入ったものを摂取したとしても、それがそのまま体内で定着するわけではありません。それでも乳酸菌の入ったものを食べるのが良いとされているのは、「摂取期間内は乳酸菌が増えるから」ということからです。 つまり、継続して食べ続けることが求められます。

乳酸菌入りの青汁について

「乳酸菌は経口摂取した場合でも効果を示す。ただ、その効果は一時的なものである」ということを踏まえれば、乳酸菌の摂取は、毎日繰り返し行う方がよいということになります。

もちろんヨーグルトなどからとってもよいのですが、毎日となるとこれはなかなか大変です。

そこで強い味方になるのが、「乳酸菌入りの青汁」です。例えば、青汁情報局には乳酸菌入りの青汁が紹介されていますが、このような商品のことです。

現在は、DHCを初めとしてさまざまな会社が扱っている商品であり、青汁の栄養素と一緒に乳酸菌も摂取することができます。栄養補助食品として非常に使い勝手がよく、時間・場所を問わずに摂取できるのが大きな魅力です。これなら、職場や旅行先にも持って行けますね。

どのような製法で作られるかは商品によって異なります。

ただ、大麦若葉やクマザサ、植物繊維が豊富なトウモロコシなどを原材料として、乳酸菌を加えて作ることが多いようです。

もちろん、「乳酸菌入りの青汁を飲んでいるから、薬を飲む必要がない」などのように考えるのは危険です。ただ、毎日の食生活のサポート係として利用したり、お腹の調子があまりよくない人のお助け役として活躍させたりすることはできるでしょう。

値段も、「乳酸菌が入っているから非常に高くつく」ということはなく、一般的な青汁の料金に収まっているのがうれしいですね。